牛黄清心元 Q&A

妙泉 牛黄清心元の効能・効果は?

妙泉牛黄清心元は、循環器用の医薬品です。効能・効果は、高血圧に伴う、どうき・手足のしびれ、肩のこり、のぼせ、耳なり、めまい、頭重感です。

一方、妙泉牛黄清心元に含まれる芳香性開竅薬である麝香、竜脳、牛黄などが開竅作用を示し気血水の巡りを良くすることで精神的な面も含め多くの不調を改善してくれます。

また中国の古典「金匱要略」を出典とする「薯蕷丸」の処方が内在されています。これは、山薬(自然薯)を主体とした補気・補血薬で、虚労のために肉体が疲労し、極度に疲労困憊した状態に体力をつけて治す伝統的な処方です。

用法・用量は?

添付文章には、成人(15歳以上)1回1/2丸、1日1丸を朝夕服用しやすい大きさに適宜くだき、或いは噛み砕いて水または温湯で服用してくださいとしてあります。

まず服用者の年齢制限に関しては日本では臨床試験が成人でしか行われていない関係上、成人(15才以上)でしか承認が取れていません。しかし、韓国で発売されている清心元は新生児への使用も承認されています。

服用方法に関しては症状にあわせ、適宜な大きさに切って、舌下や口腔内で自然に溶けるまで舐めていただくほうが早く身体に吸収されます。これは揮発性の麝香、竜脳などが舌下や鼻粘膜などより直接取り込まれるからです。

牛黄(ゴオウ)とは何ですか?

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牛の胆嚢にできる胆石で、1000頭に1頭ほどの割合で見つかる大変希少価値の高いものです。凉性で血液に籠った悪い熱を外に放出する働き(清熱解毒作用)に優れます。

強心(心収縮増強)作用・降血圧作用・抗不整脈作用抗心筋損傷作用があります。

妊婦には禁忌です。高価で希少なため、人工合成牛黄が多く、安価な牛黄製剤には注意が必要です。

麝香(ジャコウ)とは何ですか?

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中国北部からモンゴル地方の山岳地帯に生息する麝香鹿から採られます。 オスの香嚢にあるメスを引き寄せるための分泌物を乾燥させたもので、香水の原料「ムスク」としても有名です。

強烈な開竅作用を有する代表的開竅薬で、寒閉・熱閉の両証に使用可能です。強心(心収縮力増強)作用で、心機能を亢進しますが心拍数には影響しません。末梢血管を拡張させ血圧を下げることにより、心筋の酸素消耗量を減少させ 狭心症を緩解します。

走竄(そうざん)性(せい)(子宮筋収縮作用)があるため妊婦には禁忌です。 本物の麝香は大変高価なため、人工合成品が数多く出回っています。安価な牛黄製剤などでは、ほとんど人工麝香を使用しているので注意が必要です。

竜脳(リュウノウ)とは何ですか?

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双羽(ふたば)柿(がき)科の竜脳香の樹脂を加工したものです。 麝香より薬効は劣りますが、清熱止痛に優れる開竅薬です。熱閉に使用します。

意識障害や脳卒中、四肢の痙攣や硬直、熱中症の意識障害や筋肉痙攣・硬直、高熱の痙攣などに用いられてきました。

麝香同様に妊婦には禁忌

羚羊角(レイヨウカク)とは何ですか?

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ウシ科サイガカモシカ・高鼻羚羊の角です。

優れた平肝熄風薬。肝熱を冷まし視力を明瞭にし、目の充血等に効果があります。のぼせや熱性の強い頭痛・などに効果があり、降血圧作用がある。

人参(ニンジン)とは何ですか?

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ウコギ科オタネニンジンの根をそのまま、または蒸して乾燥させたものです。

補気の最重要薬。固脱作用を有し潤性で生津・安神作用に優れます。 心収縮力を増強し元気をだします。 免疫力を増強します。

甘草とは何ですか?

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マメ科のウラルカンゾウの根及び根茎を乾燥したもので甘い味がします。
補気力 は弱いですが広範囲に使用される潤性の補気薬です。
心気虚の動悸に使用し ます。

良好な解毒作用があり、薬物の毒性や薬性を緩和します。特に附子や乾 姜の熱 性・傷陰の緩和に適しています。食中毒を緩和し、また消化性潰瘍に 有効である。

食品の甘味料としても多用されるため、偽アルドステロン症に注意が必要です。

茯苓(ブクリョウ)とは何ですか?

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サルノコシカケ科のマツホドの菌核をそのまま乾燥したものです。
体の過剰な水分を利尿作用によって排出します。

(利水作用) 鎮静作用が、どうきや不眠に有効です。また、心臓性浮腫にも使用されます。

川芎(センキュウ)とは何ですか?

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セリ科の川芎の根茎を湯通しして乾燥させたものです。
「血中の気薬」といわれ行気作用が強い活血薬、止痛調経します。

冠状動脈拡張作用及び末梢血管拡張作用を持つため、動悸を静め血圧を 下げる作用があります。
また、心収縮力を増大しますが、心拍数は減少します。
フェルラ酸の抗血栓形成作用は、TXA2の合成を減少させ血栓を予防します。

桔梗(キキョウ)とは何ですか?

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キキョウ科の桔梗の乾燥根です。 サポニンの働きによる袪痰・鎮咳・抗炎症作用に優れます。
上昇する働きがあるため、緒薬を持ち上げ上焦の病症に導きます。


柴胡(サイコ)とは何ですか?

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セリ科マンシュウミシマサイコなどの全草あるいは根を乾燥したものです。 陽気を引き上げ、気を巡らせ鬱熱を去ります。葛根より昇陽作用に優れます。

解熱・鎮痛・鎮静・鎮咳作用、抗菌・抗ウィルス作用・免疫増強作用があります。 

山薬(サンヤク)とは何ですか?

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ヤマイモ科の長いも・トロロイモを乾燥したものです。
補気作用のほか、潤燥作用もある肺腎の陰も補う補気健脾薬です。

降血糖作用・抗老化作用があります。

蒲黄(ホオウ)とは何ですか?

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ガマ科のヒメガマ、コガマ、ガマなどの成熟した花粉を乾燥したものです。
血液系に関する作用としては、止血作用・抗血小板凝集作用・線溶系の促進作用、血管内皮細胞の保護作用があります。

狭心症や心筋梗塞などの瘀血を呈する症状に使用されます。
子宮収縮作用があるので、妊婦には禁忌です。

神麯(シンキク)とは何ですか?

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鮮青蒿(せいこう)・鮮蒼(そう)耳(じ)・鮮辣(らっ)蓼(きょう)の搾り汁に、杏仁、赤小豆を砕いたもの。小麦や米の麩(ふすま)(製粉の際に除かれる胚芽や皮の部分)を加え均一に混ぜ、水を加えて醗酵させた後乾燥したもの。
消化吸収を促進し、身体を温めます。

桂皮(ケイヒ)とは何ですか?

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クスノキ科の桂または、その同属植物の樹皮です。 下焦虚冷の重要薬。
よく腎脾の陽を温補し、附子より温脾作用に優れます。
枢および末梢血管の拡張作用・血液循環の増強作用があります。
鎮静・抗痙攣作用があります。

大豆黄巻(ダイズオウケン)とは何ですか?

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マメ科の黒大豆の発芽した種子(もやし)を乾燥したもの。
解表・解熱・利水作用により、湿痺・筋痙・膝通を治す。
女性ホルモン様作用が骨粗鬆症や更年期障害にみられる顔の火照りなどに 良いとされます。

また、脂質代謝改善作用があり、動脈硬化を予防すると いわれています。

阿膠(アキョウ)とは何ですか?

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ウマ科のロバ及びラバの除毛した皮を水で煮て製造した膠(にかわ)です。

止血潤肺作用を有する優れた補血薬。熟地黄に比べより膩(じ)性(せい)です。
造血作用とくに、赤血球・血色素・白血球の産生促進作用があります。
抗ショック作用があります。

芍薬(シャクヤク)とは何ですか?

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ボタン科の芍薬の根を乾燥したもの。
一般にコルク皮を除去して乾燥または、 蒸乾したものが「白芍」です。寒性の補血滋陰薬。

滋陰とともによく柔肝平肝し 汗を止める。
末梢血管拡張作用により血圧を降下します。
TAX2の生成抑制に より、抗血小板凝集作用があります。

麦門冬(バクモンドウ)とは何ですか?

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ユリ科の沿階草・ジャノヒゲの塊根を乾燥したもの。
心陰を滋養し心火を冷まし、心神を安定させます。

強心・利尿作用、造血器に対する改善作用・抗炎症作用があります。

黄芩(オウゴン)とは何ですか?

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シソ科のコガネバナの根の周皮を除いたものです。
広範囲な熱証や湿熱証に使用され、特に肺火・肝火を良く冷まします。
清熱安胎作用・止血作用を有します。

鎮静降圧作用・利尿作用・粥状動脈硬化抑制作用・抗血小板凝集作用。

当帰(トウキ)とは何ですか?

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セリ科カラトウキの根を乾燥したものです。
活血止痛に優れる補血の重要薬で特に心と肝の血をよく補う婦人病の常用薬です。
心血管系に対する作用として、抗不整脈作用・心拍数の抑制作用・冠状動脈拡張作用・末梢血管拡張作用・降血圧作用などがあります。
抗血小板凝集作用・抗血栓作用、抗高脂血症作用があります。

防風(ボウフウ)とは何ですか?

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セリ科の防風の根及び根茎を乾燥したものです。
「風薬中の潤薬」といわれ、 全身を巡り風邪による諸証を緩和する祛風の重要薬です。

解熱・鎮痛作用・抗ショック作用があります。

白朮(ビャクジュツ)とは何ですか?

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キク科のオオバナオケラの根茎を乾燥または蒸乾したものです。
良好な補気健脾の重要薬です。白朮・山薬・白篇(びゃくへん)豆(ず)の中で最も燥湿健脾作用に優れます。
血管拡張作用・心臓抑制作用・抗酸素欠乏作用・抗凝血作用 ナトリウムの排泄促進作用・利尿作用

白蘞(ビャクレン)とは何ですか?

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ブドウ科のカガミグサの肥大根を乾燥したものです。
清熱・解毒・生気・止痛に優れ、瘡癰(そうよう)・癰疽(ようそ)に多く用いられます。
皮膚の化膿症に使用し、乳腺炎や虫垂炎に使用されてきました。

寒性の瘡疽には使用できません。また、烏頭に反します。

生姜(ショウキョウ)とは何ですか?

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ショウガ科の生姜のコルク質を取り去って乾燥したもの。
「嘔家の聖薬」といわれ、解表作用とともに脾胃を温め整え、除湿し、よく止嘔しま す。抗菌・抗炎症作用、胃粘膜細胞の保護作用、抗癌作用があります。

魚介類の中毒や、半夏・天南星による毒性の解毒作用などがあります。

大棗(タイソウ)とは何ですか?

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クロウメモドキ科の棗を軽く湯通しして乾燥させたものです。
補脾作用と養血作用に優れます。 抗コレステロール作用、抗血圧作用などがあります。


ハチミツは何で入っているのですか?

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ミツバチ科の西洋ミツバチ及び東洋ミツバチがその巣に集めた花のみつです。
飴糖に比べ、潤肺止咳・潤腸通便作用に優れ、また解毒作用があります。
薬性を緩和し他薬の補益作用を増強します。


なぜ金箔で覆ってあるのですか?

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心を鎮め、神を安らげ、解毒します。
また、魂魄を安らげ、精神を養います。
妙泉 牛黄清心元は、保存料は一切使用していないため、金箔で覆うことに より、抗菌しております。

冬になると硬くなってしまいます。何か対策はありますか?

温度、湿度が低下する環境下では硬くなりやすくなります。また製造してから期間がたつことでも水分が蒸発して硬くなります。湯浴中やコタツ内やストーブの付近に置くなどして温めると楽に切れます。尚、品質上、問題はありません。

どちらかと言えば低血圧ですが服用しても問題ありませんか?

日本では承認上の問題で”高血圧にともなう…”となっていますが、この薬は西洋薬の様に血管や心臓に作用して一方的に血圧を下げる薬ではありません。東洋医学的には氣血水のバランスを取ることにより血圧の高い人は下げ、低い人は上げる、いわゆるその人その人のベストポジションに調整する働きがあるため、血圧の低い方が服用していただいても問題ありません。

服用に注意すべき人はいますか?

注意すべき人としては

透析を受けていますか特に問題ありませんか?

透析には腹膜透析と血液透析がありますが、その使用割合は血液透析が圧倒しています。また、血液透析の方がカリウム、リンなどの制限が厳しく定められているためここでは血液透析を中心に説明していきます。透析をしてから次に透析をするまでに通常は1~2日の間隔があるために、過剰に体内に蓄積すると体に不調を起こしてしまうカリウム、リンなどは1日の摂取制限量が定められています。

≪血液透析時の摂取制限量≫

総エネルギー
(kcal/kg/day)
30~35
蛋白質
(g/kg/day)
1.0~1.2
ナトリウム
(mg/kg/day)
60
カリウム
(g/day)
1.5
リン
(mg/day)
700
カルシウム
(mg/day)
600

(データ元:日本腎臓学会)

清心元1丸当たりのこれら成分の含有量は

総エネルギー11.8kcal
蛋白質272mg
ナトリウム2.3mg
カリウム25.7mg
リン5.4mg
カルシウム10.9mg

※制限量のカリウムはg表記ですが、清心元は㎎表記です。
(1g=1000㎎)

柴胡や黄芩が配合されておりますが、間質性肺炎は大丈夫ですか?

間質性肺炎とは肺の膨脹が悪くなり肺活量が低下すると同時に、酸素の吸収効率も悪くなってゆき、息苦しくなったり、咳が出ます。さらに進行すると、肺は線維性成分の固まりとなり、その部分での肺としての機能が失われます。

初期症状は、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常などで、一般的な感冒症状と類似しているため、発見が遅れるケースが多くあります。

これまでに市販の感冒薬なども含め、多くの薬剤で間質性肺炎が起きたと報告が上がっていますが、漢方薬では柴胡や黄芩などを含む小柴胡湯において以前から報告されており、特にインターフェロン製剤併用時に多く報告されてきました。その背景もあり、柴胡や黄芩を含む漢方薬の添付文書上の重大な副作用欄には「間質性肺炎」の記載があります。発症機序はまだ十分解明されていませんがアレルギー的なものが原因として考えられています。しかし、小柴胡湯の単独服用による間質性肺炎の発生頻度は約2万5千に1人の割合と言われ、めったに発生する事はありません。

甘草が配合されておりますが、偽アルドステロン症は大丈夫ですか?

甘草の成分であるグリチルリチンの、加水分解物質であるグリチルレチン酸やその誘導体カル ベノキソロンは、腎尿細管細胞内の酵素反応を阻害し、その結果、細胞内に入ったコルチゾールは、コルチゾンへの変換を阻害され、Na貯留、カリウム排泄促進を起こし、アルドステロン症様症状を呈すると考えられています。

症状としては、高血圧、浮腫などが多く、検査所見では尿中カリウム排泄増加を伴う低カリウム血症、代謝性アルカドーシス、低レニン血症、血中アルドステロン濃度の低下が認められます。 初期症状としては、手足のしびれ、筋肉痛、全身のだるさ、疲れやすさ、脱力感(手足に力が入らない感じ)などが発現します。

医療用漢方エキス製剤のおよそ7割に甘草が配合され、漢方薬に配合されている1日量は3g (グリチルリチンとして120mg)以下のことが多いです。甘草大量摂取者に多い偽アルドステロン症の発現は、この量では問題ないと考えられていますが、グリチルリチンとして、75~150mg以下の少量摂取での副作用発現の報告もあり、とくに高齢者や腎機能の低下が見られる患者さんでは注意が必要です。副作用発現時期は通常3ヶ月以内とされていますが、10日以内や数年を要している例も報告されています。とくに、漢方エキス製剤を2剤、3剤を併用する場合やグリチルリチン配合剤を併用されている場合には注意が必要です。

また食品の甘味料としても使用されています。そのため甘草を多く含有する漢方薬を併用していると、偽アルドステロン症を発症しやすくなりますので注意が必要です。

清心元の服用によりドーピングに該当する場合はありますか?

日本体育協会によると蛋白同化剤(テストステロン)を含む可能性のある生薬成分に、
清心元に含まれる麝香が挙げられています。
そのため、服用によりドーピングに該当する可能性がある為に注意が必要です。

牛黄清心元は医療費控除を受けることが出来ますか?

薬局・薬店で購入する一般用医薬品でも、カゼ薬など治療を目的とする物は医療費控除の対象となります。
つまり“牛黄清心元”も治療薬に該当するため、医療費控除の対象となります。

以上にあげる例は、あくまで一般的なケースであり事例によっては例外となることがあるため最終的には、
税務署にてご確認ください。

牛黄清心元は、高血圧を起因とする諸症状を緩和します。
お気軽にお問合せ下さい。
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